大手企業転職のコツ【旧帝理系院卒】
新卒で大手SIerに就職して2年が経過しました。
入社当時は第一希望の企業でしたが、技術的な知識は求められず、開発は関連会社に丸投げし、プロジェクトの進捗管理や部署間調整が自分のメインタスクである現状に退屈し、転職を決意しました。
結果的に希望通りの転職が叶ったので情報共有しておきます。 本記事は、特に新卒入社3年目以内で転職を検討している方向けのものとなります。以下に転職時の私の希望を記します。
転職検討時の私の希望
- 現職と違う職種に転職したい
- また大手企業に就職したい
- 手間をかけずに転職したい
1. 現職と違う職に転職したい
現職のSIerやSEなどは調整業務の比重の高さに悩まされることが懸念されます。そこで、技術スキルを磨くことができる研究開発職やWEB系の企業への就職を希望していました。新卒入社3年目以内であるため、現職のスキルを直接生かすことはできなくても、第二新卒枠やポテンシャル採用に期待しました。
2. また大手企業に就職したい
福利厚生面や待遇の面では、現職で非常に満足していました。大企業から中小企業への転職は簡単でも、逆はハードルが高くなるというのが日本社会の現状です。例え転職活動に苦戦し、時間がかかってしまったとしても、現職を継続しながら妥協はしないと決意していました。
3. 手間をかけずに転職したい
現職で平日は働きながらの転職となるため、選考書類作成や面接に多くの時間を割くことは物理的に厳しい状態でした。興味のある各社のHPを見ると、エントリーの際に志望動機をはじめとして多くの入力フォームを埋めなければならず、そもそも1社エントリーするだけでどれだけ時間がかかるのか…と諦めモードになっていました。丸一日かけて応募書類を準備したにもかかわらず、秒で落とされてしまったら萎え萎えですよね。
転職の流れ
私の転職活動の流れは次の通りです。 転職サイトに登録してから、おおよそ1.5ヶ月で内定を頂くことができました。
- 複数の転職サイトに登録(5社)
- 転職エージェントと電話・面談(3人)
- 履歴書・職務経歴書作成
- エージェントに添削依頼(3人に依頼)
- 有能なエージェントに絞る(1人+α)
- 求人に応募(13社)
- 面接対策(面接ごと)
- 書類が通った企業で順次面接
- 内定GET
順番になぜこのような流れを取ったのか説明します。
複数の転職サイトに登録
はじめに、大手のパソナキャリア
に登録しました。
転職サイトに登録をすると、すぐにエージェントから電話がかかってきます。
ここで、転職の意向について聞くために、面談 or 電話面談をしましょうという話を受けます。
この時、突然の電話着信でグイグイ来る感じに、私はビビってしまい、「軽い気持ちで登録したので、現時点での面談は必要ないです」と断ってしまいました。ただし、この時点で面談を受けても受けなくても、転職エージェント達は転職界隈に無数に存在して常に獲物(我々)を探しているので全く問題はありませんでした。
自分のプロフィールをある程度入力すると、オファーやらおすすめ求人やらがバシバシ来るようになります。ある時、メッセージの中に興味のある企業を紹介してくれそうなエージェントからメッセージが入っていました。エージェントがどういう存在なのか把握していませんでしたが、はじめて連絡をとって電話面談をすることにしました。
エージェントに対して希望を伝えると、非公開の求人も含めておすすめの求人を紹介していくれます。しかし、転職エージェントによって抱えている求人にも差があるという話を聞いたので、他の転職サイトにも登録してみることにしました。転職サイトによって、関東の求人多数/IT系に強い/etc..などそれぞれ強みとしている部分が違うため、自分にあったサイトに登録すると良いでしょう。